PJの概要
3年生が研究室配属後、SidLabの一員としての初めてのプロジェクトであるPJ(Project Junior)に取り組みました。今年度のPJでは、10月から3ヶ月間にわたって「人々のウェルビーイング向上」をテーマにし、それぞれがアイデア出しから課題設定、開発、発表までを行いました。そして、12月20日に40秒間のショットガンプレゼン+ポスター形式で発表会が開催されました。参加した3年生は、渾身の力を注いだ作品を発表し、審査員としてお迎えした富山県庁の方々やOBの方々に、貴重なご意見をいただきました。
作品紹介
二村 1位
作品名:暗黙の恋譜
異性との1対1の食事時の「暗黙のルール」を可視化し、スマートな行動を支援するシステム
土田 2位、OB特別賞
作品名:ぶるぶるばあちゃん~無限惣菜編~
「認知症おばあちゃんが無限に惣菜を買ってきてしまう」という問題を解決するためのアプリケーション
川上 3位
作品名:Smoking Kills
禁煙したい人へ向けた効果的なタバコケース型禁煙支援装置
森川 IoTRY賞
作品名:shards
旅行者同士が空港で気軽に交流できるように、心理的ハードルを下げる工夫を盛り込んだマッチングWebアプリ
杉田
作品名:SlaSlac
雑談場面において思ったことをより気軽に発言できるチャットアプリ
高田
作品名:GuilTrip
コミュニケーション量と相手の感情を可視化することで、罪悪感によって研究室の2部屋間での雑談を促進するシステム
五社
作品名:3か月前の僕へ
相手に嫌われないために、会話中に相手が発する小さな不快信号を正しく受け取るためのシステム
藤井
作品名:モテホビ
モテない男子大学生をモテさせるための趣味提案アプリ
水野
作品名:ThinkApp
ユーザー1人1人に適応したポジティブ思考を育てることで、ウェルビーイング向上を支援するアプリ
受賞者の感想
発表を終えた受賞者の皆さんから、今回のプロジェクトを振り返って感想を聞きました。それぞれがどんな学びを得て、次に繋げようと考えているのかをご紹介します!
1位 二村
「計画的にプロジェクトを進め、アイデア出しを妥協せずできたのは良かった。説明が冗長なところや、本番のトラブルの対処法に今後は気を付けたい。」
2位、OB特別賞 土田
「学びとしては、審査員にとって何が一番刺さるのかを考えることが重要であるということを知ることができた。また、質疑応答の際に、臨機応変に対応する能力が培われたと感じた。」
3位 川上
「課題解決に対するアプローチの方法をもう少し考える必要があった。 作品自体は実際に動作しデモができる状態まで完成させることができてよかった。」
IoTRY賞 森川
「自分の意見を自信を持って相手に伝える能力を向上させる必要があると感じた。まずは身近なところで自分の意見を伝えることから始めたい。」