IoT

 

共有型とやまものづくりIoTプラットフォーム

工場における生産機械のデータ分析や業務改善を目的に、富山県や企業と連携し「共有型とやまものづくりIoTプラットフォーム」を開発しています。小型のセンサを生産機械に取り付けることで、稼働状態をセンシングを可能とし、稼働・非稼働時間や機械の停止要因などのデータをクラウドに送信することでWebブラウザ上での可視化を行いました。    

製造業におけるデジタルツイン

「共有型とやまものづくりIoTプラットフォーム」にて取得したデータを使用し、デジタルツインによる業務改善に取り組んでいます。デジタルツインとは、IoTを導入し実空間から収集したデータを用いて、仮想空間で実空間を再現する技術です。この仮想空間では様々なシミュレーションを行うことができ、実空間では労力やコストがかかる生産ラインのレイアウト変更や納期の予測、実際に行なった指導の評価が可能となります。    

事務作業を対象とした業務改善

株式会社ACCESS様・株式会社村田製作所様との共同研究として、JIGletサイコロデバイスとボタンデバイスを用いた事務作業の業務改善に取り組んでいます。富山県庁内の課を対象とし、サイコロデバイスを用いて職員が現在行っている業務の内容を、ボタンデバイスを用いて業務の中断を記録しています。これにより、職員が自分以外の職員の業務について理解したり、1日を振り返って自身の業務を分析したりすることを可能にします。